液体ガラスについて
木材を無機化する液体ガラス
液体ガラスは有機物との密着性を向上させた無機質材で、着色性・伸縮性・屈曲性に優れ、環境負荷の少ない素材です。景観、インフラ、建築をはじめ、これまでにない新たな領域における木材利用の可能性を広げる画期的な処理技術で、鉄筋コンクリートや鉄を越えた、用途自在なハイブリット木材を生み出す事を可能としました。
JR東日本 高輪ゲートウェイ駅
JR九州 ななつ星
千石船気仙丸（北前船の復元船）
素材の寿命を伸ばす
世界遺産の厳島神社をはじめ、高輪ゲートウェイ駅や、横浜大さん橋、浅草西参道商店街など、様々な場所でニッコーの液体ガラスが使われています。環境性に優れ、木材特有の質感や香りも損なわないので、人口化学合成の薬剤に代わる脱酸素時代を担う素材として液体ガラスは今、注目されています。
圧倒的な耐久性
圧倒的な耐久性を誇る液体ガラス。キセノンランプによる6000時間の耐久促進試験では、他と比べて圧倒的に劣化が少なく、その差は一目瞭然です。屋外暴露12年相当の試験でも、他と比べ退色や劣化することなく、美しい状態を保っています。また土に打ち込まれた木製杭でも、このように腐食を防ぎ圧倒的な耐久性を誇ります。
屋外暴露12年以上相当 キセノンランプによる耐久促進実験（6,000時間）
木製杭の耐久性の違い
優れた防火性・防汚性
表面をガラスコーティングしているので、木の弱点である火にも耐性ができ、棘やささくれも出ません。また、落書きや汚れも簡単に落とすことができます。幼稚園や子供部屋、また外壁部分などに液体ガラスを使用することで、清掃のコストが落とすことができ、長期間美観を保つことができます。
保育園ルーバー（木材）
個人住宅デッキ（木材・コンクリート）
幼稚園デッキ（木材）